2019-06-23 阿寒岳の伝説 〜アカンの名の由来〜 伝説 北海道旅行 道東 阿寒摩周国立公園 阿寒湖温泉 言い伝え アイヌ文化 むか〜し、昔、遥か昔。 雄阿寒岳は海の近くに立っていて、ピシタアンピンネシリ(アイヌ語で「海ぶちにある雄山」*ピンネシリは男山の意味)といっていた。 この山が雌阿寒岳を嫁にしたところ、この女山は非常に気性の荒い山で、あたりの山々をことごとく崩してしまい、すっかり地形が変わってしまいました。 白湯山から望む雄阿寒岳 ですが、雄阿寒岳だけは崩されることなく動かずにいたため、アカンと呼ばれるようになりました。 アカンとは「動かない・不動のもの」という意味があるそうです。 更科源蔵著北海道伝説集 アイヌ篇 より