一人で行ってはいけない「網走監獄」
網走といえば...「網走監獄」があるところ。
むしろ、網走監獄しかないと思っていました(笑)
ですが、網走地方は博物館、自然アクティビティが豊富なところで、遊びどころが満載なところです。
いろんな所を見て回りましたが、やっぱり一番有名な観光名所「博物館 網走監獄 」のことは外せずにはいられません!
ちなみに...網走監獄はゴールデンカムイの第一の鍵となる舞台。
このあと22時半からTOKYO MXにて、TVアニメ『ゴールデンカムイ』第二期最終話直前ッ!!!! 第二十三話おさらいSPを放送ッ!!
— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) December 24, 2018
23時からは第二十四話(第二期 最終話)「呼応」も続けて放送しますッ!!
各人の思いが激突する“網走監獄”最終決戦、是非御覧下さいッ!!https://t.co/TJOQkyIDhJ#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/IAKacCfwdh
そのシーンを実感しようと、意気込んで出かけて行きました。
場所は網走市内にあり、北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートからは車で10分という近さです。
ちなみに阿寒湖鶴雅からは車で約1時間半。
サロマ湖鶴雅リゾートからは車で45分。
どこからでも行けるところがいいですね〜。
さて、到着です。
監獄らしく、守衛さんが立っている〜。
本格的な感じにしているんだ〜って、遠目に思っていました。
でも...
ん???
人形でした。
そうだよね〜、人が立っているわけないよね〜と、網走監獄のスタート地点となる庁舎へ。
その前に...
「博物館網走監獄」の概要をご紹介しますね。
博物館網走監獄は、歴史的建物25棟を保存、展示している博物館です。ここの建物は19世紀後半(1881年(明治14年))から20世紀初頭(1983年(昭和58年)まで使用されていた)にかけて建てられたもので、現存する木造行刑建築物としては国内最古のものだそうです。
長い長い時間を経ている建築物。
建てられ始めたのが明治時代ということもあって、その建物の姿は西洋文化を取り入れた外観だったり、日本古来からの瓦葺きを取り入れたりと、いろんな建築スタイルを見ることができます。
洋館スタイルの庁舎。
明治期の典型的な官庁建築スタイルだそうです。
中にはショップや書物の展示があるのですが...
ここにも人形がいました。
なんかね、動きがリアルすぎる〜。
目の端をかすめた瞬間、「人がいる!」と思うのですが、二度見してみると人形で...
「良く出来てるな〜」って感じです。
典獄室では、典獄(監獄の長)が網走監獄のことを語ってくれます。
「監獄」と思うと…悪いことしていないのに、なんだか「ごめんなさい」的な気分になってきます(笑)
そして、いよいよその他の建築物の見学のスタートです。
博物館網走監獄は、かなり広い敷地なので、普通に廻ると60分、じっくり廻ると120分かかるコースです。
まずは官舎から。
雪の多い北海道の建築には珍しい、瓦葺き。
建物の中に入れるようになっていて、当時の暮らしぶりを見ることができます。
そして、開拓のために出かけた先で作られた囚人たちの寝床。
チラッとオレンジ色の何かがあるなーと覗いたら…
ここにも人形がーっ!
薄暗いので、人型だとわかるまで時間がかかるんですけど、その置き方や造りがリアル過ぎて、めっちゃビビります。
そして、一番ビビったのが農作業小屋。
遠目に見て人型があるのがわかったので、今度は大丈夫!と思ってサクサク入って行ったら…
マジでびびる!
— 鶴雅デジタルコンシェルジュ (@tsurugaresort) July 19, 2019
お越しの際にはお連れさまを伴うことをおすすめしまっす!#網走監獄 pic.twitter.com/1Y3hpVRiOE
あまりにビビり過ぎて、ここで一気に気分が萎えました(笑)
ふと気づいたのは「ここは、ひとりで来ちゃいけないところだったー!」ということ(笑)
数人でいれば、驚いても気が紛れるものなんですけど、ひとりでいるとそうも出来ず…
何度か気を取り直しても、またビビる。
その繰り返しです。
もう3回目ぐらいで、帰りたい病を発症してました(笑)
それでも、数々の資料や網走監獄で起こったこと、どんな人たちがいたのかを知ろうと、展示物がある建物へ。
ここでは、網走監獄の人々が収監中にどんなことをしてきたかというミニシアターがあったり、囚人服を着て、手錠をかけたり、作業量を体験するコーナーもあります。
せっかくの体験コーナー、やっぱり一人じゃ盛り上がりに欠けます。。。
館内をでるとヒマワリ畑があるんですけど、ここにも人がーーー!!
それもかなりの人数!(笑)
そして、再び建物内に入るのですが…もうどこに人形が設置されてるのかすらわからないし、視覚の死角を狙って設置されてるので、心の準備をしていてもビビります。
もうね、この設置に携わった人に会ってみたくなりましたよ。
以下の写真は私をビビらせてくれた方々ですっ。
居るとわかってても、やっぱりビビる...(笑)
でも、ここは、本当はビビっているだけだと本当にもったないないところなんです。
今では見ることがなくなった、煉瓦を作るためのの登り窯が保存されていたり...
そして、重要文化財の監獄舎房。72年間使われていたそうです。
この建物の造りは放射状に伸びていて、中央にある見張所から全体を見渡せるようになっています。
当時としては珍しいサウナタイプの浴場、中の様子も見学できます。
登録有形文化財の「煉瓦造り独居房」
外観は和風建築なのに、内部は洋風デザインになっている珍しい建物です。
歴史的建物、資料等に溢れている貴重な博物館でした。
このブログを書くにあたり、パンフレットを見直したり、ホームページをみたりしたのですが、見れば見るほど...ひとりで行ったことを後悔してます。(しつこー!笑)
調べてみると、無料でガイドさんをお願いできるようになっていました。
次回はこのガイドさんに案内してもらうか、誰かと一緒に来ようと思います!
博物館網走監獄の詳細は下記のサイトをご覧くださいね。