神秘的な佇まい。湖好きにはぜひ行ってほしい「太郎湖」〜阿寒摩周国立公園〜
阿寒湖周辺を上空から見ると、こんな感じです。
その昔、阿寒湖は一つの大きな湖だったそうです。(古阿寒湖)その後、雄阿寒岳の出現で湖は分断され、現在の阿寒湖の形になりました。その際、小さな湖や沼もできたとされています。
その小さな湖や沼は自然の中にひっそりと在ります。
道東の景勝地には、よく「神秘的」という言葉が使われてることが多いです。自然の不思議がたくさんあるからこそ、なんですよね。
阿寒湖の東にある「太郎湖」は、阿寒湖周辺では私の中で神秘的No,1なスポットです。
あまり人が立ち入ることがない場所なので、道も険しく、時には熊も出るそうです。
行った当時(2019.6月)はそれを知らなくて...
小学校の頃の通学路に似ているな〜と、のんきに進んでいきました(笑)
太郎湖は阿寒湖の東側に位置し、周囲おおよそ500m~600mくらいの小さな湖です。
この湖は阿寒湖の水が流れてきて溜まったもので、その水が阿寒川へと流れ出ていきます。
太郎湖は雄阿寒岳登山道の起点付近にあり、ほとんど人がいない静かな湖を楽しむことができます。
本当に湖を楽しみたい人にはぜひ訪れてほしいなと思います。
自然散策は、その景色だけではなく、周辺の動植物も観察すると、より楽しさが増します。
ですが、普段目にすることがないものを見つけるのは、なかなか大変でして...ネイチャーウォッチングするなら、その土地に詳しいガイドさんをお願いしたほうがいいです。
鶴雅アドベンチャー事業部SIRI(シリ)では、ネイチャーウォッチングメニューも受け付けています。お申し込みは鶴雅ウイングス1Fにある受付にて承ります。(予約締切は前日PM6時です)
ネット予約も可能です。
太郎湖トレッキングメニュー、詳細は以下のサイトでご確認くださいませ。
湖の美しさはもちろんのことなんですが、そこを囲む森に不思議な空気がとても神秘的です。自然の意思を感じるというか…。
その意思は私みたいなの凡人には理解できないのかもしれません。
でも、役目を全うしようとするその姿を見ることで、少し近づけた気がします。
そして、自然エネルギーが溢れている場所なので、心身が元気になりましたよ。
(写真はすべて2019年6月1日のものです)