雪が少ない2020年、阿寒湖に御神渡りが出ました。
御神渡りと聞くと、長野県の諏訪湖を思い浮かべるのですが、北海道の湖にも御神渡り現象が出るそうです。
代表的なのが屈斜路湖の御神渡りなんだそうですが、今年は阿寒湖でも御神渡りが出ました。
私は今季初めて阿寒湖で過ごすので、例年のことがわからないのですが、阿寒湖博士に聞いたところ、こんなに大きな御神渡りが出るのは珍しいそうです。
御神渡りとは・・・
湖が全面結氷し、その一部がせり上がり筋になる現象のことです。
かなりの大きさで、一番大きいものだと1m位ありました。
今年は雪の降り出しが遅いせいもあって、阿寒湖の氷の世界を長く楽しむことができました。そして、青空率も高かったので写真映えするする♪
もう夢中になって撮りまくりでした。(撮影日1月18日)
御神渡りの内部
モリモリ盛り上がる阿寒湖の御神渡りの中。
立派な氷のオブジェの内部には繊細かつ、複雑に絡み合った氷の世界がありました。
氷柱、氷の結晶、アイスバブル。
氷の造形のオンパレードです♪
2月8日現在の阿寒湖は雪が積もり一面の雪原になってしまって、御神渡りが見えなくなってしまいました。
ここまで雪が積もると湖がすべて覆い尽くされ、いろんなものが隠れます。
じつは、阿寒湖には「湯つぼ」といわれる、凍りきらない穴があります。
阿寒湖の水底は深いところもあり、湯つぼにハマると冷たい湖の中に落ちる危険があるんです。
ですので、ここまで雪に覆われると、湯つぼも見えなくなってしまいます。
阿寒湖を散策する際には、ガイドさんなど安全な場所を知っている人にアテンドしてもらうようにしてくださいね。
自然はきれいなだけではなく、危険もあります。
うまく付き合うために危険回避も必要ですので、くれぐれもご注意くださいませ。
自然に囲まれた阿寒湖温泉の滞在には鶴雅グループをご利用くださいませ。