カムイルミナへお越しのお客様へ 〜阿寒湖温泉 鶴雅グループからのお知らせ〜
7月5日にデジタルアートアトラクション 《阿寒湖の森ナイトウォーク カムイルミナ》 がオープンしました!
前日にはオープニングセレモニーが行われ、カムイルミナの舞台となるアイヌ文化の儀式も行われました。
今宵は #カムイルミナ のオープニングセレモニー。
— 鶴雅デジタルコンシェルジュ (@tsurugaresort) July 4, 2019
アイヌ式の儀式のあとは奉納の舞の披露がありました。やっぱりアイヌの踊りはカッコいいし、リズムが体感に響くからどこか懐かしさも感じます。 pic.twitter.com/9i8mu2FgA8
カムイルミナに参加するにはチケット購入が必要です。
カムイルミナの公式サイトからチケット予約をしていただくか、当日会場で購入できます。
そして、阿寒湖の鶴雅グループ各館で《カムイルミナ鑑賞券付きプラン》をご用意しています。
詳細は下記サイトからご覧くださいね。
プラン付き以外だと参加できないの?
大丈夫です!阿寒湖の鶴雅グループの各館のフロントでチケット購入が可能です。
お気軽にフロントにお声がけくださいね。
阿寒湖の鶴雅グループ 各館から会場までの道のり
会場に一番近い宿は「花ゆう香」です。(フロントから徒歩1分弱・売店からは徒歩30秒ぐらいです)
二番目に近い宿は「鄙の座」です。(徒歩3分)
そして、遊久の里鶴雅・鶴雅ウイングスからは、阿寒湖畔の遊歩道を通って約5分ぐらいです。
じつはもう一つ移動手段があります。
鶴雅ウイングスから、花ゆう香までシャトルバスが出ています。このバスは15:00〜0:00の運行でして、通常は各館の大浴場を利用していただくためのものです。
こちらのシャトルバスをご利用いただくことも可能です。
ご利用の際には、鶴雅ウイングスのフロントにお申し付けくださいませ。
カムイルミナは雨天でも開催します。
屋外のイベントはお天気模様が気になりますよね。
カムイルミナは雨天でも開催しています。ただし、傘が使用できません。
その代わり、各館のフロントでレインコートを貸し出ししておりますので、ご利用の際にはフロントにお声がけくださいね。
(遊久の里鶴雅・鶴雅ウイングス)
夏とはいえ、北海道は冷え込む夜もあります
やっと、夏らしい気温になってきた阿寒湖ですが、夜は少し涼しく、日によっては寒くなる日があります。
防寒対策したくても、その準備をされていない方も多いと思います。
寒さを感じるようでしたら、フロントにお声がけくださいませ。
ナイトウォーク用のコートを貸し出ししています。
数に限りがありますので、ご利用の際にはお早めにお申し付けくださいね。
(遊久の里鶴雅・鶴雅ウイングス・花ゆう香)
サイズはユニセックスのフリーサイズ。
先日見かけた大きめな男の人も普通に着てましたし、フロント係のかなり小柄な女の子でも引きずらないサイズになってます。
カムイルミナの会場に入る前に・・・
カムイルミナの会場に一度入場してしまうと途中退場はできません。
そして、中にはトイレがありません。
入場前に会場横にあるトイレをご利用くださいね。
カムイルミナをより楽しむために知っておいてほしいこと
・会場内は飲食不可です。
・会場内の道は舗装されていない遊歩道で、環境保護のためライトアップも控えています。足元が悪いので、スニーカーなど歩きやすい靴でおでかけください。
・会場内の撮影はOKです。どんどん撮ってくださいね。ですが、フラッシュをOFF設定にしておいてください。
・所要時間は約50分です。お時間の余裕を持っておでかけくださいね。
ではでは、アイヌ神話の世界へいってらっしゃいませー!
道東の感動スポット!北海道清里町「さくらの滝」
失敗しても、失敗しても...
何度も何度も滝登りに挑むサクラマスたち。
その姿をみると思わず「頑張れー!」と声が出てしまいます。
そして、その姿にとても感動しました。
今回は世界的にも珍しい現象を見ることができる、北海道清里町の「さくらの滝」をご紹介します。
阿寒湖温泉から車で1時間半ほどの道のりのところにあります。
あまり知られていない景勝地のため、さくらの滝の案内板は2Kmぐらい手前ぐらいからしか出ていません。
ですが、地図アプリを使い、整備された道を走るので行きやすかったです。
道沿いには麦畑や・・・
じゃがいも畑が広がっていました。
広い畑も北海道ならではの景色ですね〜。
斜里川に沿って進んでいくと「さくらの滝」の小さい看板が出ています。
その案内に沿って小道に入り、すぐが駐車場です。
かなり広い駐車場ですが...ここは熊が出没することがるそうなので、早朝や夕方など、人が少ない時間帯に行くときは注意してくださいね。
高さ3mを越える滝を登るサクラマスの姿は、世界的に珍しい現象といわれています。
この滝は高さ3mの滝で、春には桜が咲き、7月から8月にかけてサクラマスが滝越えのジャンプを見せてくれます。
サクラマスとは渓流の女王といわれるヤマメ(北海道ではヤマベといいます)が海に下り大きく成長して再び産卵のために川にもどってくるサケ科の魚で日本では日本海側と北日本の河川に遡上が見られますがこれだけ大きな滝をジャンプする場所は世界的にも珍しいです。
鯉や鮭の滝登りという言葉を聞いたことがありましたが、実際にみるのは初めてでした。
この光景は8月ごろまで見られるそうです。
撮影日は7月17日でマスの魚体は銀色でしたが、8月に入ると桜色になるそうですよ。
じつはこのスポット、阿寒湖鶴雅のレストランのソムリエの方に教えていただいたんです。そして、「あまり人に教えたくないんだけどな〜」と言われたんですけど...ご紹介しちゃいました。
だって、こんなに感動できるスポットなんですもの。
そして、北海道、、道東の短い夏を満喫してほしいので...
阿寒湖鶴雅を出発して、さくらの滝 → 神の子池 → 裏摩周展望台 → 阿寒湖というルートもおすすめですよ〜。
7月の網走旅行でぜひ立ち寄って欲しい「大曲湖畔園地のひまわり畑」
夏を代表する花といえば「ひまわり」ですよね〜。
真っ青な夏空に一面の黄色いひまわり畑は見応えバッチリです。
北海道は涼しい夏のイメージがあり、じつはひまわりが咲くなんて思ってもいなかったんです。じつは、本州より先に咲くひまわり畑が北海道網走市にあります。
鶴雅デジタルディレクターの下澤です。
7月17日から3泊で網走にいて、この頃の網走の気温は28℃前後、夏らしい気温と景色を満喫できました。
網走には鶴雅グループの宿「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」があり、そこを拠点にして網走の観光スポット巡りをしてきました。
黄色い絨毯のように広がるひまわり畑があるのは、北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートから車で10分のところにある「大曲湖畔園地」です。
(ちなみに阿寒湖からは車で約1時間半です)
入口は少し分かりづらいのですが、国道238号線を北見市常呂町方面に向かって左手にあります。そこからは一本道なので道なりで辿り着けます。
ひまわり畑の入口手前にかなり広い無料駐車場(約50台分)があり歩かずにすむので、かなり楽な観光スポットです。
トイレはありますが、自動販売機やフードトラックなどの販売がありませんので、飲み物は事前に用意していった方がいいですね。
園内にベンチが設置されていますが、水分補給以外の飲食等は控えたほうがいいと思います。
駐車場から近いとはいえ、園内は広いですよ〜。
なんといっても、130万本のひまわりが植えられています。隅から隅まで歩くとなると、かなりの運動量になります。
歩き回るのがちょっとシンドいな〜という方には、ひまわり畑に入ってすぐ左手にある物見台から一面を見渡すといいと思います。
この大曲湖畔園地のひまわりは夏の間、2回見頃があるそうです。
1回目は7月末まで。
2回目は9月から。そして、この2回目のひまわりのほうが7月のものより背丈が大きく、植えられる本数も倍の260万本になるようです。
今回でも見ごたえがあるのに、さらに圧巻な景色が見られるんでしょうね〜。
いまから楽しみです。
大曲湖畔園地のもとは網走刑務所の農場地だったそうです。平成18年に網走市が買い取り、観光農園として整備を進めているところです。
網走湖の北側にあり、市民や観光客が楽しめる農作物の収穫体験やバードウォッチングができます。
私が立ち寄ったときは高校生の体験授業をしていましたよ。
ひまわりシーズンが終わると、秋にはここが一面のコスモス畑になるそうです。
黄色一色のひまわり畑から、色とりどりのコスモス畑。年に何度も楽しめる花畑は嬉しいスポットですね。
花畑は広ければ広いほど見ごたえがありますし、花に囲まれると和やかな気分にもなれます。
最後にプチ情報を。
この大曲湖畔園地は、映画「北の桜守」のロケ地になったそうです。
網走は映画のロケに使われるところが多いそうで、この場所もその一つになっています。
てつと修二郎が吹雪の中ソリで闇米を運ぶシーンで使われた場所です。
今回は北海道、道東観光の立ち寄りスポット「 大曲湖畔園地のひまわり畑」のご紹介でした。
サロマ湖100kmウルトラマラソンのエイドステーションで応援させてもらいました!
6月30日(日)にサロマ湖でウルトラマラソンが開催されました。
マラソンというと、フルマラソンしか知らなかったのですが、最近はウルトラマラソンというのも主流になりつつあるようです。
そして、このサロマ湖100kmウルトラマラソンは全国的にも有名な大会で、全国から参加選手が集まり、応募者も多数な大会なんだそうです。
聞くところによると、愛知県や栃木県から参加された方もいたそうです。
サロマ湖鶴雅リゾートはコースの80km地点にあって、4年前からエイドステーションを設置して選手の方々を応援しています。
今年もお汁粉やそうめん、氷水をご用意しました。
選手の方が次々と訪れるピークは12:00頃
それから2時間ぐらいはずっと配りっぱなしの状態が続きました。
朝はかなり冷え込んでいたサロマ湖でしたが、11時頃にはかなり気温が上がって、急に暑くなってきました。
そのせいもあってか、そうめんがかなり好評でして。
選手の方々が口々に「美味い!」「これを楽しみにしていた!」「いいねー!」とおっしゃっていただいて、途中で品切れになってしまいました。
「頑張ってくださいっ!」の言葉に「ありがとう!」と応えてくださる選手の方々。
この些細なやり取りですが、私達も大会に参加しているんだなという実感もありました。
私は撮影ばかりしていて、あまり労力の貢献はできませんでしたが...選手の皆さん、アソシエーションチームの皆さん、暑い中お疲れ様でした!
サロマ湖は夕陽が美しく見えることでも有名ですが、昼間の太陽が反射した湖面もとてもきれいでした。
摩周湖と屈斜路カルデラが一望できる「摩周第三展望台」
摩周湖というと、布施明さんが唄った「霧の摩周湖」が思い浮かぶシモサワです。
わからない方はお若い証拠!
わかる方は...それなりなお年頃ですね〜(笑)
さて、摩周湖見学には3つのスポットがあるのをご存知でしょうか?
一番メジャーなのは「摩周第一展望台」です。
ここは観光バスが停められる駐車場がありますし、売店もあるので、定番の展望台となっています。
湖面が美しい摩周湖。
見る角度でその景観は変わってきます。
できたら、各展望台からの眺めも楽しんでいただけたらなと思います。
今回は摩周第三展望台をご紹介しますね。
なぜ、摩周第三展望台がおすすめかといいますと...摩周湖の景色だけではなく、日本最大規模のカルデラ「屈斜路カルデラ」が一望できるスポットだからなんです。
(*カルデラとは、火山の活動でできた大きな凹地のことです。火山陥没地形のこと。)
天気がいい日に限ってしまいますけど...
奥に見えるのが屈斜路湖。
その手前にはアトサヌプリ(硫黄山)が見えます。
この広大な景色を見ながら摩周湖をみると、また一段と自然の壮大さを感じることができます。
森と湖と火山が織りなす景色。
これは阿寒摩周国立公園ならではの風景です。
そして、摩周湖には一つの中島があります。
この島はカムイシュ島と呼ばれ、伝説をもとに名付けられています。
(*カムイシュとは神になったお婆さんという意味です)
「島になったおばあさん」というタイトルで、まんが日本昔ばなしでも放送されたお話です。(この伝説については、別記事で紹介しますね)
摩周第三展望台は阿寒湖から一時間ぐらいです。
寄り道スポットがあるので、1時間半ぐらいは見たほうがいいですね。
第一展望台からは車で4分ほどです。
第一展望台と比べると駐車場がかなり狭いです。
ですが、少し待っていると順番に空いてきますので、時間に余裕を持っておいたほうがいいです。
摩周第三展望台の詳細はこちらのサイトがとてもわかり易いので、こちらも参考にしてみてくださいね。
あなたの北海道旅行、道東観光の目安にしてもらえたら嬉しいです!
アイヌ文化の世界観を存分に堪能できる舞踊劇「ロストカムイ」
阿寒湖に来るようになって、アイヌ文化を知るようになりました。
文化を勉強するのはいろいろ難しいことがありますけど、取っ掛かりは単純な感想からでいいのかもしれないですね。
アイヌ文化の装飾品や生活用具類に施された紋様や形がカッコいい。
カッコいいから、もっと知りたくなります。
ただカッコいいだけではなく、それぞれに意味をもっているんだそうです。
紋様の組み合わせはとても複雑で、それを使う目的や使う人によって違ってくるそうです。
装飾品にも様々な意味があるそうです。
これらをすべて理解するのはなかなか大変ですが、考え方のもとを知っているとアイヌ文化がぐっと身近に感じられるようになります。
こちらのサイトはアイヌ文化入門にぴったりです。
↓
文化や風潮というのは目に見えづらく捉えにくいものですが、芸能で表現されているとさらに感じやすくなります。
阿寒観光協会では、アイヌ文化をもっと知ってほしいという活動が行われています。
その一環で、2019年3月から「ロストカムイ」という舞踊劇の上演が始まっています。
阿寒には、北海道の先住民族アイヌが暮らすコタンがあります。
アイヌコタンでは、伝統的な古式舞踊を体感できる
阿寒湖アイヌシアター「イコロ」を常設。
2019年3月より上演する阿寒ユーカラ「ロストカムイ」は、
デジタルアート、サウンドデザイン、ダンスなど
各分野で注目を集めるクリエイターが阿寒湖に集結し、
古式舞踊、現代舞踊、3DCG、7.1chサラウンドを組み合わせ、
5台のプロジェクターで舞台を立体化し、誕生した新演目です。
舞踊劇なのでストーリーがあります。
演目名となっている「ロストカムイ」は失われた神様、いわゆる絶滅させてしまったエゾオオカミのこと。
その昔、アイヌの人々はエゾオオカミを「ホロケウカムイ」と呼び、カムイの中でもアイヌに狩りを教え、時に助ける特別なカムイとしていました。
その題目をもとに、自然の力を大切にするアイヌ文化が表現されています。
明治に入り、北海道の開拓により獲物のエゾシカが減少し、エゾオオカミは代わりに放牧されたウマを襲うようになったため、1877年に開拓使によって賞金がかけられ駆除が始まった。
新冠牧場においても、オオカミによるウマへの被害が酷かったためエドウィン・ダンの提案により、1879年の夏から秋にかけてストリキニーネを用いた毒餌により駆除が実施された。
また、1879年には大雪によりエゾシカ大量死が起こり、さらにエゾオオカミは追い詰められていった。
奨励策が廃止された1888年までの間に、1,539頭(官庁に駆除されたものも含めると推定2,000-3,000頭)が駆除された。その後、1896年に函館の毛皮商によってエゾオオカミの毛皮数枚が扱われたという記録を最後に確認例がない。
絶滅の原因については、前述の理由以外にも複合要因と推測され、そのひとつに狂犬病やジステンパーが挙げられているが、今となっては科学的な原因解明をした報告はない。
犯してしまった過ちを繰り返したくないものですね。
私はエゾオオカミが存在して時代を体験してはいないのですが、この世の中になくしてしまっていい物はないと思います。
<カント オロワ ヤク サク ノ アランケプ シネプ カ イサム>
役目無く天から降ろされたものは一つもない (アイヌのことわざ)
自然の恩恵に感謝する。
その気持ちを忘れずにいたいなと思うのです。
このロストカムイは考えさせられるだけではなく、観客体験型舞踊劇となっていて、ラストには演者とともにステージに上ってラストを飾ります。
「ロストカムイ」をチラ見できる、ダイジェスト動画です。
観る・感じる・体験する。
様々な楽しみ方ができる「阿寒ユーカラ ロストカムイ」の上演スケジュールは以下のとおりです。
公演チケットは、阿寒湖アイヌシアター「イコロ」で購入できます。
(当日入場券のみ 大人:¥2,200 小学生:¥600)
なお、鶴雅ウイングス、遊久の里鶴雅のフロントでもチケット販売しています。
(ここだけの話ですが、フロント価格10%OFFになっています)
あかん鶴雅の各ホテルでは、鑑賞券付きプランをご用意しています。
アイヌ文化に触れてみたい、阿寒を楽しんでみたい方におすすめしたい内容です。